問い合わせフォームからの迷惑メール対策

カテゴリー: blog オン 2022年6月28日

問い合わせフォームの設置はかなり頻度の高い要件ですが、迷惑メール対策を忘れるとたくさんの迷惑メールが来てしまうので処理が大変です。

もっとも有名な対策はgoogle reCAPTCHAの設置ですが、reCAPTCHAの設定画面で作業が必要。さらに「reCAPTCHA バッジ」がサイトに表示されるため見た目がきになります。非表示にすることは可能ですが、Google公式の手順に従う必要があります。フォームの構築は終盤になることが多く少しの手間ですが意外と大変に感じてしまいます。

reCAPTCHA登録ページ

また、一度迷惑メールがくるようになっている場合、アドレス自体が取得されているのか、reCAPTCHAのアルゴリズムが突破されているのか、reCAPTCHAを後から設定しても防ぎにくいようです。

そのため、フォームの送信先は普段使用しているアドレスではなく、専用のアドレスを作って適用するようにしましょう。この場合、万が一、迷惑メールが止められなくなった場合にアドレスを変更してしまえば一旦迷惑メールをとめられます。

また、お客様にアドレスを何にするかお聞きすると、普段使用していると思われるアドレス(名前+ドメインのような)で指定される場合があります。この場合、普段使っているメールアドレスに大量にメールがくると業務に差し支えるため専用メールアドレスを作るのが安全です。ちなみに、gmailは迷惑メール対策のレベルがかなり高いので、管理が大変でなければgmailにしておくというのもお進めです。

ターゲットが日本語話者のみであれば日本語必須にする

WordPressは中小企業様のサイトで使われるケースも多いので、海外との取引がなく、ターゲットが日本語使用者であるケースはかなり多いと思います。そのため日本語必須にしておくと、海外からの迷惑メールは防ぎやすくなります。

以前、海外からの迷惑メールが増えたことがありreCAPTCHAも効果がなくて困ったことがありましたが、ターゲットが日本語話者にほぼ限られる状況だったので、日本語必須の項目を設定して対応したことがあります。日本語話者からの迷惑メールの対策にはなりませんが、比較的海外からのほうが多い印象です。単純に考えても、日本人1億人に対して世界は70億人なので母数が多いので当然かもしれません。