ChatGTPをつかってコードを書く

カテゴリー: blog オン 2023年5月27日

話題のChatGTPの登場でいろいろな仕事がAIに置き換わると言われ、コーディングもAIにできるという主張も見かけますが、はたしで何処まで可能か。

先日、とある案件で一部、ChatGTPを使用してコードを書いてみました。

内容的にはvideoタグの再生において条件がいくつかあり、それをjavascriptで動かすようなものでした。

ChatGTPに条件を記入し、HTMLでコードを書いてと指示を出すと、HTML(インラインでCSSとjavascriptも記載)されました。

AIに指示を出す際は詳細かつ正確に

AIに指示を出す際は詳細かつ正確なほうがうまくいきます。プログラミングなので当然ですが。ただ、いざ書くと細かい指示を考えるのは難しいので、要件をけずって簡潔な指示をしました。

出てきた結果をみて、不足する条件を書き足して何度か繰り返すと、かなり理想に近いコードが出来上がりました。

その後は出来上がったコードに対して、直して欲しい条件を支持して、より条件に合う挙動を実現してもらいました。

最終的にはそこから、デザインにあわせてコードを修正したり、バグをなおしたりしたので、結構自分でコードを書く必要はありましたが、htmlもcssもすべてコードが出来上がるので、やりたいことが動くものを素早く作り確認するまでであれば、人手よりはるかに早くできそうです。

今回はデザインがすこし複雑なのでChatGTPに言葉で説明することがむずかしいので、そこは自分で書いたのと、videoの自動再生には、muted playsinlineが必要なのですが、それは書かれないという結果だったので、自分で直す必要がありました。

また、バグを生んでしまうところがあったのですが、原因を自分で特定しなくてはならず、デバックで1日かかってしまったりと、完成させるまでにはそれなりの作業をしました。

とはいえ、素早く動くものが作れるのと、よく使うコードなんだけど、いざ書くと時間がかかるようなところはChatGTPでささっとできるので、セキュリティに関わることや、外部に出してはいけない情報を含まない範囲で使うなら、大幅な短縮ができるツールになりそうです。